オレゴン州や、ワシントン州で古い建物をリストアして、オリジナルのテイストを活かしてホテルやレストランとして再生し人気のある
McMenaminsの一連の施設ですが、私が最初に訪問したのは、こちらの
Edgefieldでした。
会社のマネージャーの1泊2日の合宿で、ポートランド郊外にあるこちらに缶詰となり1日半会議室に籠もって、新しい年度の戦略を立てるという計画。
私は日本から戻ってきたばかりで時差ぼけに悩まされながら参加したのですが、このホテルの圧倒的な存在感には目が覚める思いでした。
 |
| メインの建物の入口で、昔も入口でした。 |
こちらは元々1911年に建設された「Poor Farm」です。
日本語で言うと「貧乏農場」。
そう、私より年上の方しか記憶にないと思いますが、子供時代に遊んだ人生ゲームのゴールは「大豪邸」か「貧乏農場」だったのでした。その「貧乏農場」。
大豪邸も貧乏農場も日本の庶民にはあまり馴染みが無く、ゲームと言えどもイマイチぴんと来なかった思い出があります。
貧乏農場とは、自立して生活出来ない貧困層が住み込みで食住を保証してもらうかわりに労働力を提供し、農場を運営する場所。
戦後は、療養所やリハビリテーションセンターに転用され、1982年まで利用されていました。
例によって放置され荒れていたところを再生し、1990年にワイナリーがオープンし、その後ブリューワリー、パブ、映画館、ホテルと次々にオープンさせたのでした。
McMenaminsの良いところはあくまでオリジナルの雰囲気を大事にしているところで、決して現代風に綺麗にはしてないです。
貧乏農場ですから、ホテルになった今も、部屋にはテレビもバスタブもありませんでした。
 |
| 元貧乏農場っぽい部屋 |
正直、何か歴史の重みに押しつぶされそうな感じで、会社の合宿でなければレジャーで喜んで泊まるかどうかは微妙です。
でも、、Kennedy School同様、そもそも昔の建造物が好きで、本物だけが持つ空気のようなものも好きな私には興味深い場所でありました。